春に向かって少しずつ暖かくなってはきても、体はまだ冬モードを引きずっているもの。自律神経が乱れやすく、不調が出やすい時期でもあります。軽やかに春を迎えるための食事のポイントをご紹介します。
自律神経を整えましょう
自律神経は、体温調節や呼吸、循環、消化、排泄、分泌など、自らの意志とは関係なく生命活動を維持する機能を調整しています。不規則な生活リズムや過度のストレス、ホルモンバランスの変化などによって乱れやすくなります。体温を調節することが難しい寒暖差の激しい時期にも、自律神経は乱れやすくなります。そのため、「疲れが抜けない」「なんとなくだるい」などの不調が出やすくなります。
自律神経を整えるためには、生活リズムを整え、「運動・栄養・休養」のバランスを大切にすること、ストレスを溜め込まないこと、そして、腸内環境を整えることが重要です。特に腸内環境を整えることは、免疫力を高めることにもつながります。
春は自律神経が乱れがちなうえ、花粉症や肌荒れ、風邪を引きやすいなど不調が出やすい時期でもあります。自律神経を整える方法についてはFood Library「自律神経を整えるには・・・」もご参照ください。
春に向けて代謝を上げましょう
冬は寒いため、活動量が減り、運動不足になりがちです。体を動かしていないと筋肉が減少し、運動能力が低下するだけでなく、代謝が落ちます。また、体が冷えることで血流が悪くなり、さらに代謝が低下します。暖かくなってきたら少しずつでも体を動かして血流をよくし、筋肉をつけて代謝アップを目指しましょう。
筋肉をつけるには、体を動かすことにプラスして「材料」が必要です。特にたんぱく質。たんぱく質は筋肉だけでなく、血液や皮膚、髪、爪など体をつくるためにも必要な栄養素です。また、体の機能を調節したりする酵素やホルモン、神経伝達物質などの材料でもあり、自律神経の安定にも役立ちます。
たんぱく質源である肉や魚、卵、大豆製品は、毎食とり入れるようにしましょう。忙しいときでも、納豆や豆腐、魚の缶詰、ゆで卵など手軽に食べられるものを活用するといいでしょう。特に朝からしっかりたんぱく質を摂ることは、体内時計を整え、代謝を上げることにつながります。
冬の間は活動量が減ったり、イベントが多くて食べ過ぎになったりで、体重が増加してしまった方も多いと思います。そういう方は、揚げ物より、蒸す、茹でる、焼くなど、調理法にも一工夫して献立を組み立ててみてください。
春の食材を摂り入れる
店頭には春の食材が並び始めます。旬を迎えた食材は美味しく、栄養も豊富です。春野菜は苦味や香りに特徴があり、老廃物を排出し新陳代謝を促してくれます。ビタミンも豊富で、寒さに疲れた体を癒やしてくれます。
菜の花やふきのとう、春キャベツなどなど。和え物やサラダ、パスタ、味噌汁などに幅広く活用できるので、ぜひとり入れてみてください。
春に多い不調を吹き飛ばすコンディションづくりを目指しましょう!



