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夏バテ予防のポイント
2025.07.22 おすすめ記事

夏バテ予防のポイント

厳しい暑さが続くと、「疲れた」「体がだるい」「食欲がない」「睡眠不足」といった不調に見舞われます。いわゆる夏バテです。今回は、夏バテ予防についてお伝えします。 

夏バテとは 

 私たちの体は、暑さを感じると汗をかいて熱を外に逃がし、体温を一定に保っています。この体温調節をしているのが、「自律神経」です。夏の暑さで自律神経が乱れ、疲労感や倦怠感などの不調があらわれるのが夏バテです。 

自律神経の乱れには、室内と屋外の温度差が極端に大きいことや、食欲不振からさっぱり味の手軽なものに偏ってしまうことで起こる栄養不足、寝苦しい夜が続くことで起こる睡眠不足、不規則な生活習慣などが大きく関係しています。そして、自律神経の働きが悪くなると発汗調節がうまくいかず脱水を起こしやすくなったり、上手に体温調節できずに更なる自律神経の乱れにつながる負のループに陥ってしまいます。 

こんな人は要注意! 

 夏バテしやすい人の特徴として、「栄養バランスが悪い」「不規則な生活を送っている」「運動不足」などがあげられます。 

・栄養バランスが悪い 

 暑いとどうしても食欲不振になり、火を使っての調理も敬遠したくなり、手軽で口あたりのいいさっぱり味に偏ってしまいがちです。偏食もまた自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。 

・不規則な生活を送っている 

 自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り立っています。交感神経は行動を司っており、副交感神経は休息やリラックス状態を司っています。日中は交感神経が優位に働き、夜間は副交感神経が優位になります。規則正しい生活を送るためにはこのバランスが整っていることが大切です。しかし、暑くて夜眠れなくなってしまうなど、昼夜が逆転してしまい不規則な生活が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。 

・運動不足 

ウォーキングの習慣がある人も、暑いと続けるのが億劫になりがちです。運動不足になると血流が悪くなり、睡眠の質も悪くなります。これは、自律神経の乱れにつながります。 

夏バテ予防のPOINT 

夏バテ予防には、自律神経を整えることが大切です。自律神経は、体温調節以外にも内臓や代謝など全身の機能を調節しています。血流が悪くなると、その機能が上手く働かなくなってしまいます。栄養バランスを整えて、規則正しい生活と適度な運動を心がけましょう。 

・栄養バランスがとれた食事 

基本は毎日3食食事を摂ること。食事は、体を動かすエネルギー源であり、良質なたんぱく質やミネラル、ビタミンの補給源です。食事の際は、1品に偏らず、さまざまな食品を食べて、バランスよく栄養素を補うことが大切です。例えば、麺類にする場合も、野菜やゆでた豚肉をのせるなど、さまざまな栄養素を摂るようにします。 

食欲がないときは、生姜やシソの葉、カレー粉、レモン、酢など、食欲増進効果のある香辛料や香味野菜を活用することをおすすめします。 

・規則正しく、しっかり睡眠! 

 自律神経を整えるには、疲労を溜め込まないこと。しっかり睡眠をとり、1日の疲労を回復させましょう。規則正しい睡眠と、1日3食の食事で生活リズムが整います。寝苦しい夜は、温度や湿度を調整して睡眠環境を快適にしてください。 

・適度な運動 

 適度な運動で血流がよくなり、汗をかくことで体温調節をスムーズにしてくれます。また、運動で適度に疲れると、睡眠を得られるようになります。ただし、炎天下での運動は熱中症リスクが高まるので控えます。室内での「その場足踏み」や「踏み台昇降」、筋トレなどがおすすめです。 

夏バテ予防も日ごろから意識して生活することが大事。こまめな水分補給も忘れずに!